学校長挨拶
本校ホームページを閲覧いただき、ありがとうございます。
本校のある富山地区は、三方を山に囲まれ、中央に標高349mの富山があり、この山を中心として東に旧平群地区が盆地をなし、西は旧岩井地区が開け、東京湾に接しています。学区面積は40㎢。現在、過疎化が進む中にあることから、次世代を担う子どもたちの教育に対して、大きく期待されている地域でもあります。
平成29年に、富山子ども園、富山小学校、富山中学校が1つの学校(富山学園)となり、今年度で10年目を迎えました。小学部と中学部を合わせて254名の児童・生徒、56名の教職員、子ども園の仲間を合わせると約400名の仲間で学びを進めています。
富山学園は、1年生から9年生までの児童・生徒が同じ校舎で一緒に生活をします。体育祭や文化祭などの学校行事も一緒に行います。とても楽しい学校です。
富山学園には、「5つのABC」という合言葉があります。5つのあたり前(挨拶する・正装する・勉強する・運動する・掃除する)のことに、ちゃんと向き合おうという合言葉です。自分たちの生活を自分たちで守るために、大事なことでもあります。大人になるまでに、理由を聞かなくても、普通にできるようになって欲しいです。
また、今年度の学園のテーマは「挑戦」から「課題への挑戦」にしたいと思います。自分を中心として考えると、みんなそれぞれ、好きなこと、嫌いなこと、得意なこと、苦手なことがあります。また、自分だけでなく、友達、学級、委員会、縦割り、部活動など、いろいろな場面で関わっていく中で、課題があるのではないでしょうか。課題というと、苦手なことに見えるかもしれません。そんなことはありません。得意なことをさらに伸ばすことも1つの課題だと思います。得意なことも苦手なことも、今よりも少し上を目指して取り組み、挑戦しては、失敗や成功を重ね、その度に振り返りをして欲しいと思います。
子どもたちが、夢の実現に向け、自信をもって飛び立てるよう、教職員が一丸となって支援してまいります。どうぞ、宜しくお願いします。
令和7年4月1日
富山学園 南房総市立富山小学校 南房総市立富山中学校
校長 工藤 司