学校長挨拶
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本校のある富山地区は、三方を山に囲まれ、中央に標高349mの富山があり、この山を中心として東に旧平群地区が盆地をなし、西は旧岩井地区が開け、東京湾に接しています。学区面積は40㎢。現在、過疎化が進む中にあることから、次世代を担う子どもたちの教育に対して、大きく期待されている地域でもあります。
平成29年に、富山子ども園、富山小学校、富山中学校が1つの学校(富山学園)となり、今年度で9年目を迎えました。小学部と中学部を合わせて272名の児童・生徒、51名の教職員、子ども園の仲間を合わせると約400名の仲間で学びを進めています。
富山学園は、1年生から9年生までの児童・生徒が同じ校舎で一緒に生活をします。体育祭や文化祭などの学校行事も一緒に行います。とても楽しい学校です。
富山学園には、「5つのABC」という合言葉があります。5つのあたり前(挨拶する・正装する・勉強する・運動する・掃除する)のことに、ちゃんと向き合おうという合言葉です。自分たちの生活を自分たちで守るために、大事なことでもあります。大人になるまでに、理由を聞かなくても、普通にできるようになって欲しいです。
また、今年度も学園のテーマは「挑戦」です。今より少し上を目指して、学園全体で挑戦します。成長するためには、失敗もたくさんあります。失敗を越えて少しずつ成長していきます。勇気を出して挑戦しているときの失敗を認め合える仲間であって欲しいです。良い結果を求めすぎると怖さが先に立ちます。仲間同士も、先輩後輩も、家族の中でも、前向きな失敗を認め合えるそんな関係を大事にして欲しいです。
子どもたちが、夢の実現に向け、自信をもって飛び立てるよう、教職員が一丸となって支援してまいります。どうぞ、宜しくお願いします。
令和6年4月1日
富山学園 南房総市立富山小学校 南房総市立富山中学校
校長 袴田 晃宏