南房総市立富山学園 Tomiyama Elementary and Junior High School

学校経営方針

経営方針

学校経営の基本理念

本校のある富山(とみやま)地区は、千葉県(房総半島)南端の南房総市の北西部に位置し、中央には江戸時代後期に曲亭馬琴(滝沢馬琴)が著した『南総里見八犬伝』の舞台となった富山(とみさん)がそびえています。
本校は、平成28年度開校した富山小学校・中学校(小中一貫校)に、平成29年度開園した富山子ども園(保育所・幼稚園)を加えた、0歳から15歳までの子どもたちが同一敷地内で生活する、保幼小中一貫校です。
保育園から中学校までが、学校教育目標をともにし、一貫した教育活動の展開と創造に取り組んでいるところですが、まだスタートしたばかりで、「まずは一緒に生活してみよう!」を合言葉に、この地域の子どもたちに最適な教育活動は何なのか、子どもたちや保護者、そして地域の方々の声に耳を傾け、全職員でじっくりと話し合い、歩みを進めているところです。

目標

学校教育目標

豊かで逞しい心をもった子どもの育成
~人間性を育む=「情操」・「意志」を育てる~

目指す子ども像

夢や志を持ち、自分を見つめることのできる子ども
~「ありがとう」「ごめんなさい」が心から言える子ども~

富山学園の合言葉

「5つのABC」~AあたりまえのことをBバカみたいにCちゃんとやる~
「挨拶する」・「正装する」・「清掃する」・「運動する」・「勉強する」

教育課程

教育課程編成の基本方針

  1. 学校教育目標の具現化を目指し、各教科、道徳、特別活動、総合的な学習の時間、生徒活動、学校行事の調整を図り編成する。
  2. 平成29年3月告示新学習指導要領を受け、週29コマ、年間1,015時間で編成する。
  3. 地域、保護者の期待、教職員の願い等を配慮し編成する。
  4. 学校の特色を生かした編成を工夫し、実施する。

富山学(地域を学ぶ・地域に学ぶ・地域が学ぶ)

ねらい

  • 富山地区や南房総市の自然や歴史・文化、産業等を地域の方々から学ぶことを通して、自然の美しさ、人々の温かさ等地域の良さを感じ、地域に対する愛着や誇りが持てる生徒を育成する。
  • 地域の方々から学ぶ中で、いろいろな場面で自分がまわりの人たちに生かされていることに気づかせ、感謝する気持ちを持たせる。
  • 地域の方々との活動を通して、自分も地域の一員であるという認識を持たせる。

行事

1,2年生

1.富山地区の自然に親しむ
2.伏姫籠穴見学

3年生

「富山はかせになろうパートⅠ」
1.富山探検(牧場・農家等訪問)
2.南房総市内巡り

4年生

「富山はかせになろうパートⅡ」
1.1/2成人式
2.富山登山

5年生

「福祉」
1.特別養護老人ホーム交流会・高齢者疑似体験
2.パラリンピック調べ

6年生

「富山はかせになろうパートⅢ」
1.富山地区観光マップづくり
「修学旅行を成功させよう」
「トライ・ザ・ドリーム」
1.働く人の話を聞く
「感謝の気持ちをもって卒業しよう」

7年生

「地域を知ろうパートⅠ」
1.自然体験学習(富山登山)
2.身近な職業調べ
3.料理コンテスト
4.福祉
「自分と友だちを知ろう」

8年生

「自分発見の旅」
1.自然体験学習(鴨川青年の家)
「地域を知ろうパートⅡ」
1.創作舞踊(南総里見八犬伝)
2.料理コンテスト
3.職場体験学習
「旅立ちの時をみつめて」

9年生

「旅立ちの時をみつめて」
1.修学旅行
「地域を知ろうパートⅢ」
1.地域の課題調べ
「羽ばたきの時を迎えて」