南房総市立嶺南中学校 Reinan Junior High School

学校経営方針

<学校教育目標>

「We will be 優しさと強い意志を胸に学び鍛える生徒」
目指す生徒像

○自分の意志で、意欲を持って主体的・協働的に学ぶ生徒
学び続ける力・表現力・発進力

○人との関わりの中で、自他を尊重する生徒
創造する力・協働する力・受け止める力

○体力を向上させ健康増進に努める生徒
健康・安全に配慮し、自ら成長する力


1こんな若者を育てていきます

優しさと強い意志を胸に学び鍛えることで,将来どこに暮らしても通用する学力を身につけさせたいと考えます。その「土台となる力」として,「聴く姿勢」「発言・発表」「話し合う態度と力」「書き記す力」「考えようとする力」「考える力」「定着度テスト」等を重視しますが,どれもが日常の授業や的確な家庭学習の中で培われるものです。現状をしっかりとらえ,自らの意志で意欲的に課題を解決するために,授業はもちろん,家庭学習に積極的に取り組ませ,力がついてきたことを実感しながら進んでいく力をつけさせたいと考えます。
また,生徒たちは,将来,故郷であるこの地域に皆が残るわけではありません。しかし,自分を育んでくれた故郷に愛着と誇りを持ち,常にこの地域とつながっている,そんな若者に育てたいと思います。例えば,大都市や外国で働くことになっても,故郷の海山を心に浮かべて,地域に残り働く同胞に思いをいたすことのできる若者,他所の土地で学んだ知識や技能を故郷の発展に役立てたいと考える若者。現代社会に生きる中で,ここ南房総で学んだ心の体験を終生の宝と慈しむような,そんな若者に育てたいと思います。


2重点目標


(1)教育活動全般において,豊かな心の育成を図ります。
学校・学年の行事や日々の学習等,教育活動全般を通して,自他を磨き,互いの価値や良さを認め合い切磋琢磨できる,望ましい人間関係を構築するよう努めます。その中で,より良い教育活動を推進し,豊かな心を育んでいきます。

(2)「わかる授業」,学ぶ楽しさのある授業の創造に努め,学ぶ意欲の向上と主体的に取り組む力を伸ばし,学力向上に努めます。
教師は,豊かな人間性を高める研鑽を積み上げながら,見て・聴いて・考え・訊ける授業実践に努め,生徒が主体的に取り組むことのできる「わかる授業」,学ぶ楽しさを実感できる授業,そして,仲間と共に学ぶことに価値があると実感できる授業の展開に努めます。また,家庭学習の充実を図り,継続して指導していきます。

(3)積極的な生徒指導の充実を図り,自己有用感や自己指導力を高めていきます。
「We are 嶺南」を意識した縦系列活動・「磨きタイム」の充実をもとに,公正な態度で集団や社会のルールを遵守する力をつけるとともに,人としてより良い行動選択ができる力を伸ばしていきます。信頼関係づくりを基盤に,生徒が主体的に判断し,進んで自分の良さを生かしていくこと(自己指導力)ができるような生徒指導の充実を図ります。学校行事や部活動の中で,人に認められ人の役に立つ喜び(自己有用感),自ら主体的に考えて行動し自ら創り上げる喜び(自己決定)と仲間と力を合わせてやり遂げる喜び(共感的協働)を体験できる活動を推進していきます。

(4)家庭・地域と連携をよりいっそう推進します。
生徒の学びを支えるために,学校・保護者・地域との連携を大切にしながら,地域の信頼に応え,教育効果を高めるよう努めます。また,関係機関と連携しながら地域の自然,歴史,産業等への学びを深め,キャリア教育と南房総学を融合させて,地域を理解し愛する教育を進めたいと考えます。加えて,保幼小中一貫教育の中で効果的な教育を模索し,「15歳での自立」と「社会に資する人格の形成」を目指したいと考えます。


3教師の姿勢 常に学校改善を意識し,「認め合い,助け合い,高め合う」活力のある教師集団
(1)生徒一人ひとりを大切にし,その長所や可能性を伸ばす教師
(2)専門職としての自覚を持ち,教師として,人として,学び続ける教師
(3)今日的な課題解決と普遍的な生徒理解に向けて,互いに研鑽に努める教師
(4)教育目標実現のため,組織的,計画的に課題解決に向けて明るく取り組む教師
(5)危機管理意識を高く持ち,不祥事の根絶を目指す教師
(6)自らのライフステージを想定して,自分磨きと心のゆとりを忘れない教師