学校長挨拶
本校ホームページを閲覧いただきありがとうございます。
本校のある三芳地区は、安房の中央に位置し、古くは「まほろばの里」と呼ばれた土地であり、歴史文化の発祥の地として国府が置かれていたことからも安房地域の中心地として昔から栄えてきた地域です。
また、昭和28年に、稲都・国府・滝田3村合併により三芳村立三芳中学校となり、令和5年度で75年目を迎える歴史と伝統を誇る学校です。
さて、本校は、学校教育目標「自ら学び、心豊かでたくましく生きる生徒の育成」~課題発見から課題解決への挑戦~の下、生徒一人一人に寄り添った特色ある教育活動を展開しています。
具体的には、学力向上に向けて、「学力タイム」を実施しています。朝の10分間に、読書、漢字、数学、英語、理科、社会を2週間ローテーションで回し、プリントに取り組くむことで、基礎学力の定着を図っています。
また、「南房総学」では、1年生は第1次産業、特に農業の調べ学習および農作業の体験学習を、2年生は進路学習、3年生は地元と修学旅行先の違いに気づく・学ぶ学習を行います。
昨年度は、1年生は「三芳学」と題し、地域を巡り、パンフレットを作成しました。2年生は医療従事者と獣医の方をゲストティーチャーとしてお迎えし、「働くこと」について講演をしていただきました。3年生は、南房総学のまとめとして、「南房総市を観光するなら」と題し、南房総市の観光プランを考えました。
これ以外にも、教科や学校行事においては地元の人を招いてゲストティーチャーとして活動に参加していただいています。
この先、生徒達が自信を持ってふるさとを語ることができ、地元を愛する心を育てるために今まで以上に「南房総学」を充実させていきたいと考えています。
生徒一人一人が、進路の実現に向け、自信をもって飛び立てるよう、教職員が一丸となって支援してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
南房総市立三芳中学校
校長 工藤司